島根県立こころの医療センター

<看護職>先輩からのメッセージ

A.Otsuki

大月 彩菜

看護師 / 2021年入職

私は、大学時代の領域別(精神科看護)実習を当院で行いました。約2週間の実習を終え「もっと精神科看護を知りたい、携わりたい」と思い、就職を考えるようになりました。精神科の単科の病院であるため、より専門的に精神科看護を経験し学ぶことができると思います。

病棟ではプリセプターをはじめ、先輩の方から「大丈夫?」などと声をかけてくださることも多く、とても温かい雰囲気の病棟です。もちろん、働く中では悩みや不安を持つこともありますが、相談しやすく、働きやすい環境だと思います。

患者さんとのコミュニケーションに関して悩むこともあります。1年目の研修では、実際のエピソードを持ち寄って意見交換をする機会が多くあります。そのため、経験豊富な先輩看護師の意見など、様々な考え方に触れることができます。そのため、より良いコミュニケーション、より良い看護について探求していくことができます。

当院では、院内研修だけでなく、院外の研修に参加できる機会が多くあります。また、年間を通じて実習生の受け入れをしています。看護師として働き始め、実習生の方々の姿から刺激を受け、学ぶことがたくさんあるのだと強く感じています。

就職するにあたり、不安はたくさんあると思いますが、皆さんと笑顔でお会いできる日を楽しみにしています。

H.Tanaka

田中 大貴

看護師 / 2018年入職

私は大学生の頃にしていたボランティアで子ども達の進学支援を行っていました。元々精神科にも興味があり、更に子どもの可能性を広げたいという思いも持ち始め、若松分校を併設し、思春期の精神看護にも力を入れている当院に就職しました。様々な年代の精神看護が学べるのも当院の魅力の1つだと思います。

病棟は皆さんとても優しくアットホームな雰囲気です。そのおかげで1年目から伸び伸びと勤務させていただいており、日々感謝の気持ちでいっぱいです。私は山口県出身ですが、今のような働きやすい職場で働けているのも出雲のご縁のおかげでしょうか。

精神科は身体科に比べて、不調を数値で判断しづらく、いかに根拠を持って患者さんの状態について考えることができるかが重要です。しかし、そこがやりがいにも繋がると思っています。今後も知識や経験を積んでアセスメントの幅を広げて、患者さんの力になれればと思います。

私の周囲には、精神看護に興味はあるけれど、卒後にいきなり精神科は・・・という人もいました。私自身も卒後1年目から精神看護を学ぶ中で、看護手技などを学べる機会があるのかという不安はありました。しかし、身体科に比べると少ないとは思いますが、手技などを学ぶ機会は十分にあります。そのため、声を大にして言いたいことは、自分の興味を持った分野に迷わず挑戦してみて欲しいということです。

少しでも精神科に興味のある方は、ぜひ検討してみてください。フレッシュな皆さんと働ける日が来るのを心よりお待ちしております!

A.Nagai

永井 彩香

看護師 / 2016年入職

私は学生の頃に行った精神科実習が強く印象に残っていて、より精神科看護を深く学びたいと思い、就職を決めました。精神科単科の病院なので、急性期から慢性期、児童思春期まで幅広く患者さんと関わることができます。

病棟では、毎日笑顔の絶えない優しい先輩方や後輩に囲まれています。先輩方からの意見や看護されている姿から様々な視点などたくさん学ぶことができています。また、日々患者さんと関わる中で、患者さんからの何気ない一言が自身の看護の自信に繋がることもあります。

一方で、患者さん一人ひとりと向き合い、それぞれどのように関わっていったら良いのか悩むこともあります。チームで話し合いを重ねたり、先輩方にも相談しながら日々の自分の看護を向き合い乗り越えています。

精神科は難しいイメージがあるかもしれませんが、就職後に様々な研修を受ける機会があり、優しい先輩方がサポートしてくださいます。皆さんと働ける日を楽しみにお待ちしております。

A.Ueda

上田 明美

看護師 / 2005年入職

私は精神看護に興味があり、患者さんとよりじっくり関われる精神科を希望しました。病棟では、病状回復のサポートや日常生活援助、退院支援、子ども達の成長の見守りなどを行い、外来では、相談対応や訪問看護などを行いながら、安定した社会生活を継続できるよう支援しています。対象の方々の様々な時期・状態に見合った看護・支援ができることが当院の魅力です。また、院内外との連携も重要で、院内だけでも医師、精神保健福祉士、心理士、薬剤師、栄養士、作業療法士、教諭、事務など看護師以外のたくさんの職種とも連携して患者さんを支えていることを実感しながら看護できるのも魅力です。

職場は和気あいあいとしています。私は外来に配属になって2年目ですが、気にかけて声をかけてもらえるので、慣れない環境でもやってくることができました。忙しい中でも、お互いに声をかけ合いながら協力して外来看護ができています。

入職してから数十年、いろいろありましたが続けてこられているのは、精神科看護の楽しさや、上司や同僚など周囲のサポートがあるからだと思います。

私は、病院の理解や協力もあり、働きながら大学院に行き、修了できました。卒後教育やサポート体制はもちろんですが、自己研鑽のための研修参加にもサポートがあり、就職後の学ぶ機会もあります。

皆さんと一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています。

S.Moriwaki

森脇 卓

精神科看護認定看護師

当院では、精神科認定看護師1名が院内外で、教育・相談・実践の活動をしています。地域移行に向けた症状の評価や退院先に応じた支援など、専門性を発揮しています。

ケースフォーミュレーションなどにより、チームでの医療の提供にも力を入れています。