島根県立こころの医療センター

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2026.7.27

令和8年度 CVPPPトレーナー養成研修会を開催しました

令和8年7月10日(金)から13日(月)までの4日間、当院大会議室において「令和8年度 CVPPPトレーナー養成研修会」を開催しました。
CVPPP(包括的暴力防止プログラム)は、暴力や攻撃的な行動を未然に防ぎ、当事者と支援者双方の安心・安全を守るための考え方と技術を学ぶプログラムです。

研修では、梶谷佳弘インストラクターを中心に、知浦俊介インストラクター、西川病院の田原美和子インストラクター、当院のCVPPPトレーナーが講師を務め、講義と演習を行いました。日頃からの関係づくりやリスクアセスメント、プリエスカレーション、ディエスカレーション、身体的サポートなどについて、理論と実践の両面から理解を深めました。

演習では、当事者役と支援者役の双方を体験し、言葉のかけ方、表情、声の調子、距離、力の加え方などによって、相手が受ける印象や安心感が大きく異なることを確認しました。

グループワークでは、演習を通して感じたことや気づいたことを共有しました。「危機が生じた瞬間だけを見るのではなく、その前からの関係づくりや変化の観察が重要である」「一人で判断せず、チームで情報を共有する」「当事者の視点を取り入れ、支援者自身の関わりも振り返る」といった意見が挙げられました。

研修を通して、CVPPPは身体的な手技だけを学ぶものではなく、日常の関係づくりから危機の予防、介入、事後の振り返りまでを一続きのケアとして考えるものであることを、参加者全員で再確認しました。

今回の学びをそれぞれの所属施設や部署に持ち帰り、当事者の尊厳を大切にした、より安心・安全な医療とケアの実践につなげていきます。