島根県立こころの医療センター

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2026.10.16

日本司法作業療法学会 医療観察法部会主催「医療観察法対象者の理解と作業療法支援について」

2026年9月に横浜で開催された事例検討会に当院職員が参加しました。本研修では、医療観察法対象者の多様で複雑な背景を理解し、BPSモデル(生物·心理·社会的要因の統合的評価)を活用した多職種連携による支援方法を学びました。具体的な事例を通して、対象者の見立ての重要性や連携上の課題、効果的な支援方法が議論されました。

特に、対象者の人生を追体験する視点が強調され、これが支援の質向上につながることを実感しました。また、専門職それぞれが自身の見立てを持ち、それを共有することで複雑な課題に多角的に対応が可能となり、多職種連携を通じて再他害防止や社会復帰といった重要な目標の達成が期待されることを改めて認識しました。

なお、スーパーバイザーとして、東京保護観察所棟近展行氏、佐藤拓也氏。大阪精神医療センター上田研太氏からご指導をいただきました。

また、参加者は神奈川県をはじめ全国の医療観察病棟に従事している作業療法士が加わり、多様な視点と経験をもとに活発な議論が行われました。

当院では、今回の研修内容を活かし、対象者の視点に立った質の高い作業療法支援の提供に向けて、引き続き研鑽を重ねてまいります。